目次
1. デザインシンキングの活用
- 学習者の課題解決力を育む
生徒自身やクラスの仲間が抱える「困りごと」をテーマにして、共感・定義・発想・試作・検証を体験させる。
例:- 学校生活を便利にする仕組みを考える(図書室の使いやすさ改善など)。
- 地域社会の課題を解決するアイデアを発表する(高齢者支援、環境問題対応など)。
→ 学びが 「役立つものを生み出す」 実感に結びつき、協働学習や探究学習に直結する。
2. アートシンキングの活用
- 自分の内面や世界観を形にする
「なぜそれをしたいのか」「自分にしかない視点は何か」といった問いから出発し、表現を通して新しい価値を提示する。
例:- 「未来の学校」を自由に描くプロジェクト。
- 絵や詩、映像などで「自分の問い」を社会に投げかける。
- 答えのないテーマに対して、多様な視点から表現を試みる。
→ 学びが 「新しい問いを生み出す」 体験となり、自己理解や創造性の育成につながる。
3. 両者を組み合わせる教育の流れ
- アートシンキングで問いを立てる
「自分は何に違和感を感じるか」「何を変えたいか」を探る。 - デザインシンキングで形にする
出てきた問いや発想を、他者と共有し、具体的な解決策や試作品にまで落とし込む。
→ こうすることで、
- 内面から湧き上がる問い(アート) と
- 社会で役立つ解決(デザイン) が循環し、
子どもたちの学びが「創造」と「実用」を往復する豊かなものになる。
まとめ
- デザインシンキングは「解決力」を育む。
- アートシンキングは「創造力」を育む。
- 教育現場では、この両輪を活かすことで、子どもが社会課題にも自分自身の表現にも向き合える人材へと成長する。