- 子どもの集中力の持続時間:6歳でおよそ15分程度が一般的(脳科学・発達心理学的根拠による)
- 授業時間:45分間
- つまり:集中力の限界時間の約3倍を要求されている
目次
◆ 視点移動による「大人換算」
大人の集中力の持続時間は?
成人の場合、環境が整った状態でも
👉 持続的な集中力は「約45分」が限界とされます(※ポモドーロ・テクニックや集中力研究の一般値)
授業45分 = 子どもにとって「限界の3倍」
- 大人に換算:45分 × 3 = 135分(2時間15分)
6歳の子どもにとっての45分授業は、
👉 大人にとって「2時間15分 会議に黙って座って話を一切せず聞き続ける」ことに匹敵。
◆ さらに想像してみましょう
- 関係ない発言はしてはいけない
- 水も飲めない
- 動き回れない
- 内容に必ずしも興味がない
それでも「ちゃんと聞いてなさい」「姿勢が悪い」「落ち着きなさい」と言われる。
→ これは、精神的にも身体的にも「きつい」状況です。
◆ 結論:視点移動で見える「頑張っている姿」
大人は、「静かに座ってるのが当たり前」と思いがちですが、
6歳の子どもが45分間、席について話を聞いているだけで、ものすごい努力をしているのです。幼児期の習い事はこのようなことを理解していないと、勉強嫌いになる可能性が高いのです。
🔹「聞いてないように見えて、限界を超えてるだけかも」
🔹「座ってるだけでも、がんばってる」
🔹「集中が切れて当然」という前提で接することが大切