子どもの主体性を育む「共有型」の関わりを
親が子どもと向き合うとき、大きく分けて「共有型」と「強制型」があります。
共有型は、子どもの考えや気持ちを聞き、一緒に考えながら進む関わり方です。これは、子どもが自ら考え、行動する力=主体性を伸ばします。
一方、強制型は「こうしなさい」と指示命令を出し、過程よりも結果だけで判断する関わり方です。短期的には成果が出ることもありますが、子どもは「自分で選べない」不自由さと、「失敗が怖い」緊張感の中で暮らすことになり、ストレスが増え、心が萎縮していきます。
私たち大人が目指すべきは、子どもの心を委縮させず、伸ばすことです。
だからこそ、「親の思いを押しつける」のではなく、「子どもの世界を一緒に見て、支える」共有型の関わりを大切にしてほしいのです。