日本の高校生の多くは、毎日「授業 → 課題 → 部活 → ゲーム」という流れで過ごしています。もちろん学業や部活動は大切です。しかし、それだけで高校生活を終えてしまうのは、あまりにももったいないことです。
世界の高校生を見てみると、多くの国でボランティア活動や地域コミュニティへの参加が当たり前になっています。例えば、海外の大学入試では「地域でどんな活動をしたか」が重視されます。地域清掃や子どもの学習サポート、環境保護活動など、自分の時間を社会のために生かす経験を積んでいるのです。
そうした活動を通して、主体性・責任感・リーダーシップが自然と育まれます。そしてその経験は、学力だけでは得られない「生きる力」となり、進学や将来のキャリアに大きな影響を与えます。
日本の高校生も、授業や部活の枠を越えて、社会や地域に目を向けてみませんか。そこには、教科書では学べない学びが待っています。