子ども主体の保育が「ワガママ」を助長する?


「子ども主体の保育」と「ワガママを助長すること」は一見似ているようで、実は大きく異なります。


1. 子ども主体の保育とは

  • 「自分で選び、考え、行動する」経験を通して学ぶことを大切にする保育です。
  • 主体性を育てるために、大人は環境を整え、選択肢を与え、必要なときに寄り添いながらも、最後は子ども自身の気づきと責任を大切にします。
  • つまり「自由放任」ではなく、「自分の選択に責任を持つ練習の場」を保障するものです。

2. ワガママを助長するケース

  • 子どもの「その場の欲求」をそのまま満たすことを繰り返すと、主体性ではなく依存や自己中心性が強まります。
  • 例:おもちゃを独占したいと泣く → そのまま渡す → 相手の気持ちを考えたり、待つ経験を学べない。

3. 両者の違い

  • 主体性 … 自分の考えで動き、結果を受け止めながら学ぶ。
  • ワガママ … 自分の欲求を通すことが目的で、他者や状況を考慮しない。

主体性を育てるには、「他者との関わり」「社会的なルール」を必ずセットにする必要があります。
したがって、保育者がその線引きを意識していれば、子ども主体の保育はワガママを助長するどころか、むしろ自律と協調性を育てる方向に働きます。


目次

子ども主体の保育=「自由」+「責任」
ワガママ    =「自由」-「責任」

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