中学3年生は夏の大会を終えて部活動を引退すると、いよいよ受験勉強に専念する時期を迎えます。しかし、多くの生徒がすぐにはスイッチを入れられません。
それは「やる気がない」からではなく、心と生活のモードを切り替えられないからです。
部活動では大会という分かりやすい目標があり、仲間と一緒に全力で取り組むことができました。一方、受験勉強はゴールが遠く、志望校も自分で定めなくてはならず、目標意識がぼやけやすいのです。
さらに、部活で培った生活リズムと机に向かう学習習慣は別物であり、いきなり数時間の勉強に移行するのは難しいものです。
だからこそ、保護者や先生は「勉強しなさい」と焦らせるよりも、小さな目標を設定したり、まずは短時間でも机に向かう習慣をつくるようサポートすることが大切です。その積み重ねが、やがて本格的な受験勉強への切り替えを後押しします。