一般に「質問が多い子は伸びる」と思われがちです。たしかに、分からないことをそのままにせず、疑問を持つことは大事です。ですが、ここに一つ落とし穴があります。
1. 考えずに質問を繰り返す子は「依存型」
自分の頭で考えず、次から次へと質問だけをする子がいます。
こうした場合、実は「理解」ではなく「依存」をしているのです。
「分からない=すぐ質問」という習慣では、自分で考える力が育ちません。
また、保護者が「先生にどんどん質問しなさい」と言うと、この依存を後押ししてしまいます。結果として、子どもは「先生に聞けばいい」と思うようになり、自立した学習者にはなれません。
2. 伸びる子の親は「よく考えなさい」と伝える
一方、伸びていく子どもの親は、「まずは自分でよく考えなさい」と言います。
その結果、子どもは「自分で解決しよう」という姿勢を持ちます。自分の頭で考え、試行錯誤する過程で「考える力」「粘り強さ」が育ちます。
3. 本当に力がつく「質問」とは
大切なのは「考え抜いた末に出てくる質問」です。
たとえば、
- 「ここまでやってみたけれど、この先どう考えたらいいですか?」
- 「自分なりにこう解釈したけど、合っていますか?」
こうした質問は、ただの依存ではなく「思考の証」です。